和ごころをもって

不況の影響が大きいのか、就職先として公務員が人気のようですね。

その主な理由として挙げられるのは、


・給与が安定している

・長く勤められる

・リストラされない


といった点です。

その為か、両親や周りに勧められる事も多いのだとか。

けれど、今や公務員は一生安泰という説は古いのです。

何故なのか？

分かりやすい例としては、橋下徹・大阪市長の改革ですね。

人員削減に給与のカット。

人気の理由として挙げられている項目が殆ど崩れます。

もし就職した後に制度が変わってしまって、

何の為に就職したのかわからなくなった……なんて事になったら？

そこまで考えていくと、やはり最終的には

自分がやりたい仕事に就いた方が良いのではないかと私は思います。

あくまで私の意見ですけどね。


余談ではありますが、公務員は楽だと考えている方は大間違いなのです。

そもそも自ら楽しんでやれる仕事以外では、楽な仕事など存在しません。

私の父も地方公務員の土木職に勤めていますが、

休日や夜中に駆り出される事が多々ありました。

更に給与に至っては安定しすぎて

バブル景気の恩恵など一切受ける事はありませんでした。

まあ、後でガッカリなんて事もないので、

ある意味いい事なのかもしれませんが(笑)


最後に。

安定して仕事ができるというのは凄く大事なことです。

でも不況だからといって安定を選ぶのはあまりにも安直ではないのかなと思うのです。

若いうちだからこそ色々と無茶ができるというのもありますし、

逆に不安定を求めてみるのも一興かもしれませんよ。